情報システムの構築時における妥当性確認 (validation) の実施例として、最も適切なものはどれか。
@ 経営者や事業部門の当事者が、システム化の構想が事業目標や経営戦略と合致していることを確認した。
A 要求アナリストが、要求仕様が構造的かつ意味的な特性に照らして正しいことを確認した。
B 開発者が、あらかじめ定めたコーディング規約に基づいてプログラムコードが記述されていることを確認した。
C 開発者が、ソフトウェア方式設計の結果において、ソフトウェア品目への要件が網羅されていることを確認した。
D 開発者が、利用する機器やソフトウェアなどが結合計画通りに接続できることを確認した。
@
情報システムの構築時における、検証 (Verification) と妥当性確認 (Validation) の知識を問う問題。
@ 正しい。妥当性確認の実施例の記述である。妥当性確認は、要求者 (顧客) のニーズに合致しているかを確認することである。
一方、検証は、要求仕様書や仕様書のとおりに動作するかどうかを確認することである。
T−8 | 目次 | T−10 |