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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−10

索引データ構造の一種であるB木 (B-tree) に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

@ B木は主記憶よりも2次記憶に適した索引構造である。

A B木はデータの挿入順序により、高さのバランスが極端に崩れた木となる。

B B木ではすべての葉ノードが根ノードから等距離にある。

C B木の各ノー ドは、根ノードを例外として50%以上の領域利用率 (ノード中でキーが埋まっている割合) が保証される。

D B木の発展形のB+木では全レコードが葉ノードに置かれる。


正解

A


解説

@ 正しい。2次記憶というのは、補助記憶のことである。

A B木根からすべての葉に至るまでの経路の長さが等しいという特徴がある。従って、高さのバランスが極端に崩れることはない。

B 正しい。

C 正しい。根ノード以外のノードは、m/2 〜 m 個のキーをもつ。

D 正しい。

なお、B木の派生形で、根ノード以外のノードは、2m/3 〜 m 個のキーを持つB*木もある。

T−9 目次 T−11