本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成26年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−13

次のUMLによるクラス図はデザインパターンのコンポジットパターンを応用した会社の管理構成を示す。ここで 社員 は抽象クラスとする。これをもとに作成したオブジェクト図 (インスタンス図) として、最も適切なものはどれか。



類題

H29 T-15

H27 T-7


正解

A


解説

コンポジットパターンはフォルダー (ディレクトリー) とファイル、容器と中身のような、再帰的な構造を表すことができる。

例えば、管理者を「フォルダー」、平社員を「ファイル」として考えると、容易に解ける。

@ 社員という抽象クラスが表現されており、適切ではない。

A 正しい。

B b:管理者の上司がd:管理者となっている箇所がおかしい。

C 社員という抽象クラスが表現されており、適切ではない。

D 平社員の下に平社員がいるので間違い。

なお、平社員はLeafクラス、管理者はCompositeクラスで社員はLeafクラスとCompositeクラスの共通インターフェースを持つComponentクラスである。

T−12 目次 T−14