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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 春期 基本情報技術者試験問題と解説

問8

x と y を自然数とするとき、流れ図で表される手続を実行した結果として、適切なものはどれか。

  
   ┌──────┬──────┐
   │ の値  │ の値  │
 ┌─┼──────┼──────┤
 │ア│÷の余り│÷の商 │
 ├─┼──────┼──────┤
 │イ│÷の商 │÷の余り│
 ├─┼──────┼──────┤
 │ウ│÷の余り│÷の商 │
 ├─┼──────┼──────┤
 │エ│÷の商 │÷の余り│
 └─┴──────┴──────┘


正解


解説

x の値を r に代入し、r < y の条件が整うと、処理が終了するので、r > y 、すなわち x > y となるように適当に x と y に数字をおいてみる。

例えば x = 25, y = 6とすると

最初: r = 25, q = 0
ループ1回目: r = 19, q = 1
ループ2回目: r = 13, q = 2
ループ3回目: r = 7, q = 3
ループ4回目: r = 1, q = 4
終了

つまり、25÷6で r が1、q が4となることから、rは余りqは商であることが判る。

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