本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成28年度 秋期 基本情報技術者試験問題と解説

問16

ある時間帯でのジョブの処理状況を計測したところ、次のとおりであった。どのような状況になっているか。

〔ジョブの処理状況〕

(1) 多重度3でジョブを実行する。

(2) ジョブは5分間隔で発生し、実行時間は多重度に依存せず20分である。

(3) 各ジョブは実行終了後にスプーリング機能を利用して印刷し、印刷時間は15分である。

(4) プリンタは2台使用する。

ア 印刷待ちだけが増加している。

イ 実行待ちだけが増加している。

ウ 実行待ちと印刷待ちが増加している。

エ 実行待ちも印刷待ちも発生していない。


正解


解説

実行時間が20分のジョブを多重度3で実行すると、1つのジョブの処理時間は
20分÷3 = 6.67分である。ジョブが5分間隔で発生するので、実行待ちジョブが増えていく。

プリンタについては、印刷時間が15分の処理を2台で実行するため、処理時間は
15分÷2台 = 7.5分である。
6.67分間隔で、印刷要求があるため、印刷待ちの処理が増えていく。

問15 目次 問17