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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問56

データの追加・変更・削除が、少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍にした。このとき、データベースのバックアップ又は復旧に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア ジャーナル情報からの復旧処理時間が平均して約2倍になる。

イ フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約2倍になる。

ウ フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約半分になる。

エ フルバックアップ取得の平均実行時間が約2倍になる。


正解


解説

データの追加・変更・削除が、少ないながらも一定の頻度で行われる」という部分がキーとなる。

ア 正しい。データベースのデータ量はあまり変わらないと考えられるがジャーナル情報は2倍になるため、復旧するときの処理時間も平均して2倍になる。

イ もし、データの追加ばかりであれば、データベースの容量が2倍になるため、磁気テープ使用量は2倍になることは考えられる。

ウ もし、データの削除ばかりであれば、データベースの容量が半分になるため、磁気テープ使用量は半分になることは考えられる。

エ もし、データの追加ばかりであれば、データベースの容量が2倍になるため、フルバックアップ取得の平均実行時間が約2倍になることは考えられる。

問55 目次 問57