Linuxオペレーティングシステムに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ オペレーティングシステムとアプリケーションプログラムがCPUを利用する場合、CPUの動作モードが異なる。その理由はオペレーティングシステムの高速化である。
A システムコールが実行されると、ソフトウェア割込みが発生する。
B プロセスが仮想メモリ上にアクセスし、そのアクセス先が物理メモリ上に存在しない場合、プロセスは待ち状態となりCPUはアクセス先の仮想メモリが物理メモリに置かれるまで待つ。
C 実行中のプロセスは入出力要求をしない限り他のプロセスにCPUを奪われることはない。
D プロセスが入出力デバイスを使い始めるときは、入出力デバイスからの割り込みが発生する。
A
@ CPUの動作モードはユーザーモードとスーパーバイザーモード (特権モード) がある。
この2つの違いはアクセス権であり、ユーザーモードでは、リソースを保護することで、できるだけシステムに影響を与えないようにしている。
A 正しい。
B 物理メモリ上の使われていないページとハードディスク上のページを入れ替えて、プロセスは継続して実行される。
C プリエンプティブなマルチタスクは、OSがアプリケーションのCPU割り当て時間を管理するため、他のプロセスにCPUを奪われることになる。
D プロセスが入出力デバイスを使い始めるときは、プロセスから割り込みが発生する。
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