OSI参照モデルにおける第2層のデータリンク層に位置づけられるレイヤ2スイッチに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ 8オクテットのFCSフィールドを用いてフレームのエラーを検出できる。
A 6オクテットのMACアドレスを用いて通信のあて先を決定する。
B IPデータグラム以外は転送できない。
C コリジョンドメインの分割はしない。
D 波形がくずれた電気信号でもそのまま転送してしまう。
A
@ 4オクテットのFCS (Frame Check Sequence) フィールドを用いてフレームのエラーを検出できる。
A 正しい。データリンク層に関する記述だが、MACアドレスは6オクテットで、XX-XX-XX-XX-XX-XX の形式で表す。
B レイヤ2スイッチは、フレームも転送する。
C コリジョンドメインを分割するのが、データリンク層で動作するブリッジの役目である。できるだけコリジョン (データの衝突) を防ぐことが目的となる。
D レイヤ2では、波形がくずれた電気信号は破棄される。
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