OSI参照モデルにおける第2層のデータリンク層に位置づけられるレイヤ2スイッチに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
① 8オクテットのFCSフィールドを用いてフレームのエラーを検出できる。
② 6オクテットのMACアドレスを用いて通信のあて先を決定する。
③ IPデータグラム以外は転送できない。
④ コリジョンドメインの分割はしない。
⑤ 波形がくずれた電気信号でもそのまま転送してしまう。
②
① 4オクテットのFCS (Frame Check Sequence) フィールドを用いてフレームのエラーを検出できる。
② 正しい。データリンク層に関する記述だが、MACアドレスは6オクテットで、XX-XX-XX-XX-XX-XX の形式で表す。
③ レイヤ2スイッチは、フレームも転送する。
④ コリジョンドメインを分割するのが、データリンク層で動作するブリッジの役目である。できるだけコリジョン (データの衝突) を防ぐことが目的となる。
⑤ レイヤ2では、波形がくずれた電気信号は破棄される。
Ⅲ-32 | 目次 | Ⅲ-34 |