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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成30年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−14

次の図は、ペトリネットの初期マーキングを表したものである。このネットの動作に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
 

@ 4回目のトランジション発火の結果、P3のプレースにトークンは存在しない。

A T2とT4のトランジションは競合する関係にある。

B 初期マーキングで発火可能なトランジションは、T1とT4である。

C トランジションの発火する順番によっては、デッドロックの状態となる。

D どのように遷移しても、ネット内におけるトークンの総数は不変である。


正解

@


解説

ペトリネットは、非同期、並列システムの情報や制御の流れを記述するために、プレース:条件、トラジション:事象、アーク:方向を表す図形を用いて表すグラフである。トークンはプレースの中に●を描き、状態を表す。

発火は、事象が起こることであり、受注する、出荷する、支払うなどが該当する。

@ 正しい。
1回目の発火はT1で、発火後、P2に1つ、P4に2つトークンが存在する。
2回目の発火はT4で、発火後、P2は1つのまま、P3に1つトークンが存在する。
3回目の発火はT3で、発火後、P2は2つ、P4に1つトークンが存在する。
4回目の発火はT2で、発火後、P1に1つ、P4は1つのまま、トークンが存在する。
5回目の発火はT1で、発火後、P2に1つ、P4に2つトークンが存在する。
  ・・・
以下繰り返し。

A @のとおり、T2、T4は競合しない。

B 初期マーキングで発火可能なトランジションは、T1である。

C @のとおり、デッドロックは起こらない。

D トークンの総数は2個か3個である。

T−13 目次 T−15