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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−4

映像符号化方式に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ H.264は、ワンゼグ放送に用いられている。

A MPEG-2及びMPEG-4では、DWT (離散ウェーブレット変換) が用いられている。

B JPEG 2000は、動画像の符号化方式として全ての民生用デジタルカメラが採用している。

C MP3は、MPEG-3方式を用いている。

D MPEG-4の規格 (ISO/IEC 14496) は、動画及び音声の2規格の部 (part) で構成されている。


類題

H26 T-4


正解

@


解説

@ 正しい。ワンセグは、携帯端末向けの地上デジタルハイビジョン放送のことである。

A MPEG-2及びMPEG-4では、DCT (Discrete Cosine Transform = 離散コサイン変換) が用いられており、DWT (Discrete Wavelet Transform = 離散ウェーブレット変換) は、JPEG 2000で用いられている。

B JPEG 2000は、静止画像の符号化方式である。

C MP3は、MPEG-1 Audio Layer-3のことで、音響データを扱うための圧縮技術である。 MPEG-3は実用化される前にMPEG-2に吸収されたため、今は存在しない。

D ISO/IEC 14496は、動画及び音声全般を扱う様々なマルチメディア符号化フォーマットを規定しており、20部以上から構成されている。

T−3 目次 T−5