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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−4

映像符号化方式に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ MPEG-2及びMPEG-4では、DWT (離散ウェーブレット変換) が用いられている。

A MPEG-4では、動き補償フレーム間予測とJPEG符号化を組み合わせている。

B JPEG 2000は、動画像の符号化方式として全ての民生用デジタルカメラが採用している。

C MP3は、MPEG-3方式を用いている。

D H.264は、ワンゼグ放送に用いられている。


類題

H28 T-4


正解

D


解説

@ MPEG-2及びMPEG-4では、DCT (Discrete Cosine Transform = 離散コサイン変換) が用いられており、DWT (Discrete Wavelet Transform = 離散ウェーブレット変換) は、JPEG 2000で用いられている。

A MPEG-4では、JPEG符号化は用いられていない。
なお、動き補償フレーム間予測は、動画像の圧縮技術の基礎となる技術である。

B JPEG 2000は、静止画像の符号化方式である。

C MP3は、MPEG-1 Audio Layer-3のことで、音響データを扱うための圧縮技術である。MPEG-3は実用化される前にMPEG-2に吸収されたため、今は存在しない。

D 正しい。ワンセグは、携帯端末向けの地上デジタルハイビジョン放送のことである。

T−3 目次 T−5