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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−19

次の流れ図において、分岐網羅率 (C1カバレッジ) が100%となる最小のテストケース数はどれか。

 

@ 1  A 2  B 3  C 4  D 5


類題

R02 V-20


正解

B


解説

分岐網羅率は、全ての分岐に対して、どれだけ判定条件を網羅しているかを表す割合である。
命令網羅率は、すべての命令に対して、どれだけ実行されたかを表す割合である。

分岐個所は3か所だが、判定条件は6パターンあり、これを全て網羅するには、例えば
(1) 一番上の分岐処理から真っすぐ下に進むテストケース
(2) 一番上の分岐処理から右に進み、そのまま真っすぐに下に進むテストケース
(3) 一番上の分岐処理から右に進み、次の分岐と、その次の分岐ではそれぞれ右に進むケース
の3ケースをテストすれば、分岐網羅率 (C1カバレッジ) が100%になる。

参考までに、命令網羅率が100%となる最小のテストケース数は2ケースである。

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