図書館の図書の貸し出しを記録するユースケースに基づいて、以下のシーケンス図を書いた。ここから想定されるクラス図に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ 会員クラスと蔵書クラスの間に直接の関連はない。
A 会員クラスは、最大で2つのメソッドを持つ。
B 貸出クラスから会員クラスへは、誘導可能でない。
C 蔵書オブジェクト自身が、貸出状態を持つ。
D メソッド okToBorrow() の戻り値の型は voidである。
@
@ 正しい。会員クラスと蔵書クラスの間に貸出クラスがあり、直接関連はない。
A 問題に「想定される」と記載されており、最小で2つのメソッドを持つ。
B 誘導可能とは、一方のクラスがもう一方のクラスへメッセージを送信できるかどうかのことをいう。貸出クラスから会員クラスに貸出Noを送信できているため、誘導可能である。
C 蔵書オブジェクトが貸出状態を送信している。
D 戻り値として r が定義されているため、少なくとも void (何もない) ではない。
V−17 | 目次 | V−19 |