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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成24年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−34

PERT手法における次のアローダイアグラムの解釈のうち、最も適切なものはどれか。ここで、矢印に付した数値は各作業の所要日数を示す。

 

@ A→B の作業を1日短縮できれば、全体の作業も1日短縮できる。

A B→E の作業を1日短縮できれば、全体の作業も1日短縮できる。

B C→D の作業を1日短縮できれば、全体の作業も1日短縮できる。

C D→G の作業を1日短縮できれば、全体の作業も1日短縮できる。

D F→G の作業を1日短縮できれば、全体の作業も1日短縮できる。


正解

@


解説

クリティカルパスは
 A→BD→G→Hと
 A→B→E→G→Hの
2つあり、28日である。

選択肢の中でクリティカルパスに含まれる工程は@Cであるが、2つのクリティカルパスの両方に含まれている工程は@のみとなる。

@ 正しい。A→B の作業を1日短縮できれば、全体の作業は27日となる。

A クリティカルパスに含まれず、作業日数の短縮はできない。

B クリティカルパスに含まれず、作業日数の短縮はできない。

C D→G の作業を1日短縮できれば、クリティカルパスは、A→B→E→G→H となるが、その日数は28日で変わらない。

D クリティカルパスに含まれず、作業日数の短縮はできない。

W−33 目次 W−35