ソフトウェアの開発では、機能間には相互に関係がない場合でも、そのことを保証するためのテストも実施する。このようなテストにおいて、テストケースを作成する際、直交表を利用すると合理的にテストの組合せの個数を減らすことができる。次のL9直交表の
(ア) 〜 (オ) に入るものとして正しい組合せはどれか。
L9直交表
┌──┰──┬──┬──┬──┐
│No. ┃ A │ B │ C │ D │
┝━━╋━━┿━━┿━━┿━━┥
│ 1 ┃ 1 │ 1 │ 1 │ 1 │
├──╂──┼──┼──┼──┤
│ 2 ┃ 1 │ 2 │ 2 │ 2 │
├──╂──┼──┼──┼──┤
│ 3 ┃ 1 │ 3 │ 3 │ 3 │
├──╂──┼──┼──┼──┤
│ 4 ┃ 2 │ 1 │ 2 │ 3 │
├──╂──┼──┼──┼──┤
│ 5 ┃ 2 │ 2 │ 3 │ 1 │
├──╂──┼──┼──┼──┤
│ 6 ┃ 2 │(ア)│(イ)│ 2 │
├──╂──┼──┼──┼──┤
│ 7 ┃ 3 │ 1 │ 3 │(ウ)│
├──╂──┼──┼──┼──┤
│ 8 ┃ 3 │ 2 │ 1 │(エ)│
├──╂──┼──┼──┼──┤
│ 9 ┃ 3 │ 3 │ 2 │(オ)│
└──┸──┴──┴──┴──┘
ア イ ウ エ オ
@ 1 3 2 1 3
A 1 3 2 3 1
B 3 1 1 2 3
C 3 1 2 3 1
D 3 1 3 2 1
C
合理的にテストするにはバランスよく要素を組み合わせる必要がある。
Aが111 222 333できれいな規則性があり、
Bは123 12ア 123 だから、アには3が入るとバランスが良い。
Cは123 23イ 213 だから イには1が入るとバランスが良い。
Dは123 312 の次にバランスよく1、2、3を配置するなら 231 となる。
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