プロジェクトで将来起こり得る望ましくない事態を認識し、それへの備えを行うのが「リスク対応計画」である。 識別したリスクに対する対応策の1つである「リスク受容」を表す説明として、最も適切なものはどれか。
① リスクがあることを確認するが、処置は講じないこと。
② リスクとその結果を第三者に転嫁して避けること。
③ リスクの発生原因を取り除くこと。
④ リスク発生時の損害額を低減するために、保険に入ること。
⑤ リスク発生の可能性を減らすこと。
①
リスク対応策は
リスクの受容 (保有)、リスクの低減 (リスクの最適化)、リスクの回避、リスクの転嫁 (リスクの移転) がある。
① 正しい。リスクの影響が小さい場合に、対策を講じず、許容するリスクである。
② リスクの転嫁の説明である。
③ リスクの回避の説明である。
④ リスクの転嫁の具体的な手段の一つである。アウトソースもリスク転嫁の一つの手段である。
⑤ リスクの低減の説明である。
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