次のうち、n次のB+木の性質の説明として最も適切なものはどれか。
@ 途中のノードが持つキーの個数は、nから 2nの間である。
A 1つのノードにつながるデータレコードの個数に制限はない。
B 途中のノードにもデータレコードを持たせることで探索をはやめている。
C データレコードの追加は、常に既存データレコードの末尾に行う。
D ノードの占める記憶域には空き領域が存在せず、メモリの利用効率が良い。
@
B木は、枝分かれした図でデータ構造を表現したモデルのひとつで、根からすべての葉に至るまでの経路の長さが等しいという特徴がある。
B+木は、B木を拡張したモデルであり、キーに対応するデータが葉に置かれ、キーとデータがリンクされたデータ構造である。全レコードが葉ノードに置かれる。
@ 正しい。
A 1つのノードにつながるデータレコードの個数は n〜2n個である。
B 途中のノードにはデータレコードを持たせず、葉に置かれる。
C データレコードの追加は、キー順になるように行う。
D 空き領域は存在するが、メモリの利用効率が良い。空き領域は 0以上で n未満である。
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