T型フリップフロップを使って3ビットの2進カウンタ (=8進カウンタ) を構成できるものを、次の図の中から選べ。T型フリップフロップとは、クロック
(CK)のネガティブ・エッジ (1から0へ変化する) をタイミングとして、T入力が1のときに、それまでのQ出力を反転するものを指す。T入力が0のときは、Q出力をそのまま保持する。Q 出力はQ出力の否定をいつも出力する。クロックのタイミングでT入力が変化するときは、タイミングの前のT入力の値に基づいて動作するものとする。Q出力は初期状態では0を出力するものとする。
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問題文に「T入力が1のときに、それまでのQ出力を反転するものを指す」と記載があるため、ネガティブ・エッジ (1→0) のタイミング毎に
Q0 の値は 0 → 1 → 0 → 1 ・・・と変化する。
Q0 の値が 1 → 0 のタイミング毎に
Q1 の値は 0 → 1 → 0 → 1 ・・・と変化する。
同様に
Q1 の値が 1 → 0 のタイミング毎に
Q2 の値は 0 → 1 → 0 → 1 ・・・と変化する。
まとめると、以下の通り、8進カウンターを構成できる。
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
│T │0│1│2│3│4│5│6│7│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│Q0│0│1│0│1│0│1│0│1│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│Q1│0│0│1│1│0│0│1│1│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│Q2│0│0│0│0│1│1│1│1│
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘
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