平成29年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
V−4
コンパイラに関する次の記述のうち、最も適切なもの
はどれか。

 @ JIT (Just-In-Time) コンパイラとは、必要に
   なったときにJavaのソースプログラムをコンパ
   イルするコンパイラである。
 A 共通部分式の削除とは、2回以上出現する同じ式に
   関して、その式の値が変化しない場合に、計算を
   1回だけ行うようにコード生成を行う最適化である。
 B 整数として宣言された変数が実数として使われる
   ような誤りを「構文上の誤り」という。
 C ソースプログラムの読込み、構文解析、字句解析、
   中間語作成、最適化、コード作成の順に経て、
   目的プログラムが得られる。
 D のぞき穴最適化 (あるいは、のぞき穴式最適化)
   とは、コンパイル対象のソースプログラムの局所的な
   部分だけを見て行われる最適化である。



【正解】 A

@JITコンパイラ (Just-In-Time compiler) とは、プログラムの実行時に
 ソースコードや中間コードから機械語への変換を行い、実行速度の向上を
 図るコンパイラのこと。
A正しい。
B整数として宣言された変数に実数を入れても、整数になる。
 一方構文上の誤りは、字句規則や構文規則に反しており、
 正さない限りコンパイルできない。
Cソースプログラムの読込み、
字句解析構文解析
 中間語作成、最適化、コード作成の順に経て、
 目的プログラムが得られる。
Dのぞき穴最適化は、コンパイルされたオブジェクト (機械語) の局所的な部分
 だけを見て施す最適化である。

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