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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−17

アジャイル開発との関係が最も薄い技術・方式はどれか。 

@ テスト駆動開発 (Test Driven Development)、又はテストファースト開発 (Test First Development)

A スクラム (Scrum)

B フィーチャ駆動型開発 (Feature Driven Development)

C 形式手法モデル (Formal Method Model)

D ペアプログラミング (Pair Programming)


正解

C


解説

アジャイル (agile) は、「俊敏な」「機敏な」という意味である。アジルともいう。

@ テスト駆動開発 (TDD) は、最初にテストを書き、そのテストが動作する実装を行って失敗させた後に、コーディングし、そしてテストを成功させるという流れで開発する方法である。

A スクラムは、少人数チームを作り、素早く開発を進めるアジャイル開発の代表的な方式である。

B フィーチャ駆動型開発 (FDD) は、利用者にとって有用なものを短期間で反復的に開発していくアジャイル開発手法である。
フィーチャーは、利用者に有用な「価値」「特徴」「有用なモノ」という意味である。

C 形式手法 (フォーマルメソッド) は、数学理論を基礎とした科学的な開発手法の総称であり、その種類は100以上ある。

D ペアプログラミングは、2人のプログラマが1組となって開発を行うことである。「ドライバ」と呼ばれる方がコーディングし、「ナビゲータ」がチェックする。

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