次の流れ図において、分岐網羅率 (C1カバレッジ) が100%となる最小のテストケース数はどれか。
@ 1 A 2 B 3 C 4 D 5
B
分岐網羅率は、全ての分岐に対して、どれだけ判定条件を網羅しているかを表す割合である。
命令網羅率は、すべての命令に対して、どれだけ実行されたかを表す割合である。
分岐個所は3か所だが、判定条件は6パターンあり、これを全て網羅するには、例えば
(1) 一番上の分岐処理から真っすぐ下に進むテストケース
(2) 一番上の分岐処理から右に進み、そのまま真っすぐに下に進むテストケース
(3) 一番上の分岐処理から右に進み、次の分岐と、その次の分岐ではそれぞれ右に進むケース
の3ケースをテストすれば、分岐網羅率 (C1カバレッジ) が100%になる。
参考までに、命令網羅率が100%となる最小のテストケース数は2ケースである。
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