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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−18

図書館の図書の貸し出しを記録するユースケースに基づいて、以下のシーケンス図を書いた。ここから想定されるクラス図に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ 会員クラスと蔵書クラスの間に直接の関連はない。

A 会員クラスは、最大で2つのメソッドを持つ。

B 貸出クラスから会員クラスへは、誘導可能でない。

C 蔵書オブジェクト自身が、貸出状態を持つ。

D メソッド okToBorrow() の戻り値の型は voidである。


類題

R04 V-21


正解

@


解説

@ 正しい。会員クラスと蔵書クラスの間に貸出クラスがあり、直接関連はない。

A 問題に「想定される」と記載されており、最小で2つのメソッドを持つ。

B 誘導可能とは、一方のクラスがもう一方のクラスへメッセージを送信できるかどうかのことをいう。貸出クラスから会員クラスに貸出Noを送信できているため、誘導可能である

C 蔵書オブジェクトが貸出状態を送信している。

D 戻り値として r が定義されているため、少なくとも void (何もない) ではない

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