平成25年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
V−15
次のうち、動画のストリーミング通信を行う際の特徴あるいは考慮すべき事項として
最も適切なものはどれか。

 @ QoS (Quality of Service) 制御を行ってデータ転送の遅延を管理しなければ
   ならない。
 A RTP (Real-time Transport Protocol) を用いて、音声と映像は異なる
   セッションとして送信する。
 B RTPはストリーミングに用いられるプロトコルで、カーネルレベルでの処理を
   行っている。
 C 通信路の性能にかかわらず、誤りなく転送を行うためには、誤り訂正の仕組みや
   パケットの再送を行わなければならない。
 D 再生の遅延時間を少なくするため、受信したパケットを直ちに再生する必要が
   ある。



【正解】 A

@
QoS制御 (Quality of Service = サービス品質) は、ネットワークを使ったサービスを
 安定的に提供するための技術である。大きく「帯域制御」と「優先制御」があり、
 
帯域制御は音声や画像などの大量データを送るための帯域を確保する方法で、
 
優先制御は優先的に送るデータを予め指定しておくことで、そのデータが送信
 される時に優先する方法である。
 「
管理しなければならない」という表現が不適切である。
A正しい。
RTP (Real-time Transport Protocol) は、動画や音声などの
 ストリーミングデータをリアルタイムに送信するためのプロトコルである。
Bカーネルレベルでの処理は行っていない。
Cリアル性を重視するため、再送は行わない。
 映像が途中で途切れたりすることがあるのは、再送していないからである。
D
ジッタバッファでパケットの到着時間のばらつき(揺らぎ)を抑制する。

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