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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成19年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−21

ソフトウェアテストに関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

@ ブラックボックステストでは、プログラムの入力が単一の値である場合は同値分割や限界値分析を用いて入力を決定する。

A 単体テストや結合テストを行う際に、テスト対象のプログラムを呼び出すためのプログラムがまだ使えない場合、代わりの呼び出し側のプログラムをテストドライバと呼ぶ。

B プログラムを修正・変更した場合に、修正前の他の機能が動作することを確認するために行うテストをインスペクションという。

C コンピュータシステムの信頼性の評価に用いる信頼度成長曲線 (Gompertz curve) は、システムテストの実施回数と累積エラー数から求められる。

D 次の図のように、入力が複数のパラメータから構成されている場合に、入力と出力の関係を表形式で表したものを、デシジョンテーブルと呼ぶ。


正解

B


解説

B プログラムを修正した場合に、修正前に正常に動作した他の機能がすべて動作することを確認するために行うテストをリグレッションテストという。
インスペクションは、事前に役割を決められた責任のある第三者が、事前に定められた手順に従って、確認、評価するレビュー技法である。

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