本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成17年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−22

ソフトウェアの要求分析・設計技法として、構造化分析技法、データ中心アプローチ、オブジェクト指向分析・設計技法などがある。以下の項目のうち、これらの技法との関連が最も弱い項目を選べ。

@ 意味ネットワーク

A クラス

B 実体関連図

C データフロー図

D ユースケース


正解

@


解説

@ 正しい。意味ネットワークは、個々の概念をネットワーク形式で表現し、人間の意味記憶を構造化する手法のことである。

A クラスは、システムを構成するクラス間の静的な関連を表す概念である。プロパティ (属性) やメソッド (操作) も含まれる。

B 実体関連図は、概念データモデルを、エンティティとリレーションシップで 表現することによって、データ構造やデータ項目間の関係を明らかにするための技法である。

C データフロー図 (DFD = Data Flow Fiagram) は、企業のビジネスプロセスを、データフロー、プロセス、データストア (ファイル)、データ源泉/データ吸収の四つの基本要素で抽象化して表現するための技法である。

D ユースケースは、ユーザなどシステムの外部から見た振る舞いのことである。

W−21 目次 W−23