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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成17年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−21

セキュリティに関する次の記述で誤っているものを選べ。

@ フィッシングは、実在する機関を騙ったメールなどに偽のサイトへのリンクを貼り付け、パスワードなどの各種情報を入手する手段である。

A マクロウィルスとは、サイズが5MB以上のウィルスである。

B DoS攻撃とは、正規のサービスを利用できなくする攻撃である。

C SSLは、公開鍵暗号を用いて認証を行う。

D トロイの木馬は、特定ウィルスの名称ではない。


正解

A


解説

@ 正しい記述である。

A 誤りである。マクロウイルスはEXCELやWORDなどのの「マクロ」機能を使って作られたウイルスのことである。

B DoS (Denial of Service attack) 攻撃は、Webサイトに対して、他のサイトを介して大量のパケットを送り付け、そのネットワークトラフィックを異常に高めてサービスを提供不能にする攻撃である。

C SSL (Secure Sockets Layer) はTCP/IP環境において、データの暗号化を行うプロトコルである。

D トロイの木馬は、有益なプログラムに見せかけて、情報を盗んだり、有害なプログラムをダウンロードしたりするウイルスの総称である。

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