JIS Q 21500: 2018 (プロジェクトマネジメントの手引) によれば、プロセス“リスクの管理”の目的はどれか。
ア 特定したリスクに適切な処置を行うためにリスクを測定して、その優先順位を定める。
イ 発生した場合に、プロジェクトの目標にプラス又はマイナスの影響を与えることがある潜在的リスク事象及びその特性を決定する。
ウ プロジェクトの目標への機会を高めて脅威を軽減するために、選択肢を作成して対策を決定する。
エ リスクへの対応を実行するかどうか及びそれが期待する効果を上げられるかどうかを明らかにし、プロジェクトの混乱を最小限にする。
エ
ア リスクの評価の目的である。4.3.29 に次の記載がある。「リスクの評価の目的は、その後の処置のためにリスクを測定して、その優先順位を定めることである。」
イ リスク特定の目的である。4.3.28 に次の記載がある。「リスクの特定の目的は、発生した場合にプロジェクトの目標にプラス又はマイナスの影響を与えることがある潜在的リスク事象及びその特性を決定することである。」
ウ リスクへの対応の目的である。4.3.30 に次の記載がある。「リスクへの対応の目的は、プロジェクトの目標への機会を高めて脅威を軽減するために、選択肢を作成して対策を決定することである。」
エ 正しい。4.3.31 に次の記載がある。「リスクの管理の目的は,リスクへの対応を実行するかどうか及びそれが期待する効果を上げられるかどうかを明らかにし、プロジェクトの混乱を最小限にすることである。」
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