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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和6年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問56

JIS Q 20000-1: 2020 (サービスマネジメントシステム要求事項) によれば、継続的改善に関する記述として、適切なものはどれか。

ア 改善活動では、品質と費用の両方について改善の目標を設定しなければならない。

イ 改善活動は、提供するサービスを改善の対象にして、サービスマネジメントシステムを改善の対象にしない。

ウ 改善の機会に対して適用する評価基準には、改善とサービスマネジメントの目的との整合性が含まれなければならない。

エ 実施された改善は、設定した目標に照らして測定するのではなく、改善前と比較した改善の効果を測定する。


正解


解説

ア 10.2 継続的改善 a) に以下の記載がある。
品質、価値、能力、費用、生産性、資源の活用及びリスク低減のうち,一つ以上について改善の目標を設定する。

イ 10.2 継続的改善に以下の記載がある。
組織は、SMS及びサービスの、適切性、妥当性及び有効性を継続的に改善しなければならない。
なお、SMSはサービスマネージメントシステムのことである。

ウ 正しい。10.2 継続的改善に記載がある。

エ 10.2 継続的改善 d) に以下の記載がある。
設定した目標に照らして実施された改善を測定し、目標が達成されていない場合は、必要な処置をとる。

問55 目次 問57