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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和5年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問20

コンテナ型仮想化の環境であって、アプリケーションソフトウェアの構築、実行、管理を行うためのプラットフォームを提供するOSSはどれか。

ア Docker

イ KVM

ウ QEMU

エ Xen


正解


解説

OSS (Open Source Software) は、プログラムソースコードが一般に公開され、誰もが無償で自由に利用したり、修正したり、再頒布が可能なソフトウェアのことである。

ア 正しい。なお、コンテナ型仮想化は、1つのホストOS上に複数の独立空間を形成して、ゲストOSを必要とせずに実行環境を構築する仮想化技術である。

イ KVM (Kernel-based Virtual Machine) はハイパバイザ型である。ハイパーバイザ型は、サーバで仮想化ソフトウェアを動かし、その上で複数のゲストOSを稼働させるので、サーバのOSとは異なるOSも稼働できる。

ウ QEMUはエミュレータ型である。

エ Xenはハイパバイザ型である。

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