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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和4年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問10

キャッシュメモリのフルアソシエイティブ方式に関する記述として、適切なものはどれか。

ア キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のセットが固定されている。

イ キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のブロックが固定されている。

ウ 主記憶の特定の1ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられる。

エ 任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当てられる。


正解


解説

ア セットアソシアティブ方式に関する記述である。セットアソシアティブ方式は、キャッシュメモリの複数ブロックをセットに分け、主記憶上のあるブロックに一定の計算を行うことで、キャッシュメモリ上の特定セット内のブロックに対応付ける方式である。

イ ダイレクトマッピング方式に関する記述である。ダイレクトマッピング方式は、主記憶上のあるブロックにハッシュ演算を行うことで、キャッシュメモリ上の特定ブロックに対応付ける方式である。

ウ このような方式はないと考えられる。

エ 正しい。フルアソシエイティブ方式は、主記憶上のブロックをキャッシュメモリ上のどのブロックにも対応付ける方式である。

問9 目次 問11