本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

令和4年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問50

スクラムのスプリントにおいて、(1) ~ (3) のプラクティスを採用して開発を行い、スプリントレビューの後にKPT手法でスプリントレトロスペクティブを行った。“KPT”の“T”に該当する例はどれか。

〔プラクティス〕

(1) ペアプログラミングでコードを作成する。

(2) スタンドアップミーティングを行う。

(3) テスト駆動開発で開発を進める。

ア 開発したプログラムは欠陥が少なかったので、今後もペアプログラミングを継続する。

イ スタンドアップミーティングにメンバー全員が集まらないことが多かった。

ウ 次のスプリントからは、スタンドアップミーティングにタイムキーパーを置き、終了5分前を知らせるようにする。

エ テストコードの作成に見積り以上の時間が掛かった。


正解


解説

スプリントレトロスペクティブは、スプリントのふりかえりである。つまり、良かった点や悪かった点を整理して、今後のスプリントの効率や品質を高める活動である。

ア 継続であり、“K”に該当する。

イ 問題点であり、“P”に該当する。

ウ 正しい。KPT手法は、ふりかえりのフレームワークの一つで、Keep (継続)、問題点 (Problem)、Try (挑戦) で整理する方法である。
なお、KPTはケプトと読むことが多い。

エ 問題点であり、“P”に該当する。

問49 目次 問51