図は、実施する三つのアクティビティについて、プレシデンスダイアグラム法を用いて、依存関係及び必要な作業日数を示したものである。全ての作業を完了するための所要日数は最少で何日か。
┌────────┐
│アクティブティA│
│ 6日 ├─┐
└────────┘ │
┌─────┘
終了−開始関係│ ┌────────┐
(リード2日)└→│アクティブティB│
┌┤ 7日 │
│└────────┘
│
開始−開始関係 │ ┌────────┐
(ラグ3日) └────→│アクティビティC│
│ 5日 │
└────────┘
ア 11 イ 12 ウ 13 エ 14
イ
プレジデンスダイヤグラム法は、依存関係にある2つの工程の順序をFS (finish-to-start) 、SS (start-to-start)、SF (start-to-finish)、FF
(finish-to-finish) の4つの関係で定義することで表記する技法のことである。
アクティビティAとアクティビティBは終了−依存関係であるため、アクティビティAが終了後にアクティビティBを開始できる。
ただし、リードが2日であるので、アクティビティBはアクティビティAが終了する2日前に開始できる。
アクティビティBとアクティビティCは開始−開始関係であるため、アクティビティBが開始後にアクティビティCを開始できる。
ただし、ラグが3日であるので、アクティビティCはアクティビティBが開始した3日後に開始できる。
したがって、作業は以下のように進行し、全ての作業を完了するのに必要な日数は最少で12日となる。
日数 :123456789101112
アクティブティA:■■■■■■
アクティブティB: ■■■■■■■
アクティブティC: ■■■■■
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