PMBOKガイド第6版によれば、プロジェクト・スコープ記述書に記述する項目はどれか。
ア WBS
イ コスト見積額
ウ ステークホルダー分類
エ プロジェクトからの除外事項
エ
PMBOK (Project Management Body Of Knowledge = プロジェクトマネージメント知識体系) は、プロジェクトマネージャに求められる知識体系である。
5個のプロセス群は次の通り。
立上げ、計画、実行、監視・コントロール、終結
10個の知識エリアは以下の通り。
総合、スコープ、タイム、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達、ステークホルダー (利害関係者)
ア プロジェクト・スコープ記述書を作成後にWBSを作成するため、WBSはプロジェクト・スコープ記述書には含まれない。
なお、WBS (Work Breakdown Structure) は、プロジェクトなどにおいて作業工程や成果物を分解して要素とし、それらを階層的に示した図表のことである。
イ コスト見積額はコスト・マネージメントの知識エリアに含まれ、コスト見積もりなどに記述する項目である。
ウ ステークホルダー分類はステークホルダー・マネージメントの知識エリアに含まれ、ステークホルダー登録簿に記述する項目である。
エ 正しい。プロジェクト・スコープ記述書には、プロダクト・スコープ記述書、成果物、受入基準、プロジェクトからの除外事項を記述する。
問50 | 目次 | 問52 |