BCP (事業継続計画) の策定、運用に関する記述として、適切なものはどれか。
ア ITに依存する業務の復旧は、技術的に容易であることを基準に優先付けする。
イ 計画の内容は、経営戦略上の重要事項となるので、上級管理者だけに周知する。
ウ 計画の内容は、自社組織が行う範囲に限定する。
エ 自然災害に加え、情報システムの機器故障やマルウェア感染も検討範囲に含める。
エ
ア ITに依存する業務の復旧は、事業継続の観点を基準に優先付けする。
イ 計画の内容は、経営戦略上の重要事項となるので、組織の全構成員に周知する。
ウ 計画の内容は、自社組織はもちろん、取引先も含めたサプライチェーン全体を範囲とする。
エ 正しい。BCP (Business Continuity Planning) は、事業の中断・阻害に対応し、事業を復旧し、再開し、あらかじめ定められたレベルに回復するための手順を規定したものである。
問73 | 目次 | 問75 |