二つのアクティビティが次の関係にあるとき、論理的な依存関係はどれか。
“システム要件定義プロセス”が完了すれば、“システム方式設計プロセス”が開始できる。
ア FF関係 (Finish-to-Finish)
イ FS関係 (Finish-to-Start)
ウ SF関係 (Start-to-Finish)
エ SS関係 (Start-to-Start)
イ
プレジデンスダイヤグラム法に関する問題である。
プレジデンスダイヤグラム法は、依存関係にある2つの工程の順序をFS (finish-to-start) 、SS (start-to-start)、SF (start-to-finish)、FF (finish-to-finish) の4つの関係で定義することで表記する技法のことである。
ア FF関係 (終了−終了関係) は、あるアクティビティの完了が、次のアクティビティの完了条件になっている関係である。
「受付の終了から45分経過したら、試験を終了する。」というような関係である。
イ 正しい。FS (終了−開始関係) は、あるアクティビティの完了が、次のアクティビティの開始条件になっている関係である。
「受付の終了から10分経過したら、試験を開始する。」というような関係である。
ウ SF関係 (開始−終了関係) は、あるアクティビティの開始が、次のアクティビティの完了条件になっている関係である。
「試験の開始から20分経過したら、受付を終了する。」というような関係である。
エ SS (開始−開始関係) は、あるアクティビティの完了が、次のアクティビティの開始条件になっている関係である。
「受付の開始から30分経過したら、試験を開始する。」というような関係である。
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