サーバに接続されたディスクのデータのバックアップに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア 一定の期間を過ぎて利用頻度が低くなったデータは、現在のディスクから消去するとともに、バックアップしておいたデータも消去する。
イ システムの本稼働開始日に全てのデータをバックアップし、それ以降は作業時間を短縮するために、更新頻度が高いデータだけをバックアップする。
ウ 重要データは、バックアップの媒体を取り違えないように、同一の媒体に上書きでバックアップする。
エ 複数のファイルに分散して格納されているデータは、それぞれのファイルへの一連の更新処理が終了した時点で、バックアップする。
エ
ア 利用頻度が低くなっても、利用している限りはバックアップしておくことが望ましい。ただし、二度と利用しないことが明らかな場合にはバックアップデータを消去しても差し支えない。
イ 更新したデータだけを差分バックアップすることは適切であるが、更新頻度が高いデータだけをバックアップするのは、あまり望ましいことではない。
ウ 重要なデータは世代管理を行い、複数のバックアップ媒体に保存することが望ましい。
エ 正しい。更新途中でバックアップすると、整合性が保てず、障害発生における復旧時に、バックアップデータを利用できなくなるリスクが残る。
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