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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成30年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問65

ある企業が、AIなどの情報技術を利用した自動応答システムを導入して、コールセンタにおける顧客対応を無人化しようとしている。この企業が、システム化構想の立案プロセスで行うべきことはどれか。

ア AIなどの情報技術の動向を調査し、顧客対応における省力化と品質向上など、競争優位を生み出すための情報技術の利用方法について分析する。

イ AIなどを利用した自動応答システムを構築する上でのソフトウェア製品又はシステムの信頼性、効率性など品質に関する要件を定義する。

ウ 自動応答に必要なシステム機能及び能力などのシステム要件を定義し、システム要件を、AIなどを利用した製品又はサービスなどのシステム要素に割り当てる。

エ 自動応答を実現するソフトウェア製品又はシステムの要件定義を行い、AIなどを利用した実現方式やインタフェース設計を行う。


正解


解説

共通フレーム2013では、テクニカルプロセスとして以下のプロセスが体系化されている。

2.1 企画プロセス
 2.1.1 システム化構想の立案プロセス
 2.1.2 システム化計画の立案プロセス
2.2 要件定義プロセス
2.3 システム開発プロセス
 2.3.1 システム開発プロセス開始の準備プロセス
 2.3.2 システム要件定義プロセス
 2.3.3 システム方式設計プロセス
 2.3.4 実装プロセス
 2.3.5 システム結合プロセス
 2.3.6 システム適格性確認テストプロセス
 2.3.7 システム適格性確認テストプロセス
 2.3.8 システム受入れ支援プロセス
2.4 ソフトウェア実装プロセス
 2.4.1 ソフトウェア実装プロセス開始の準備プロセス
 2.4.2 ソフトウェア要件定義プロセス
 2.4.3 ソフトウェア方式設計プロセス
 2.4.4 ソフトウェア詳細設計プロセス
 2.4.5 ソフトウェア構築プロセス
 2.4.6 ソフトウェア結合プロセス
 2.4.7 ソフトウェア適格性確認テストプロセス
 2.4.8 ソフトウェア導入プロセス
 2.4.9 ソフトウェア受入れ支援プロセス
2.5 ハードウエア実装プロセス
2.6 保守プロセス

ア 正しい。

イ システム化計画の立案プロセス要件定義プロセスで行うべきことである。

ウ 要件定義プロセスシステム要件定義プロセスで行うべきことである。

エ システム要件定義プロセスや、ソフトウェア要件定義プロセスで行うべきことである。

問64 目次 問66