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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成30年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問47

ソフトウェアアーキテクチャパターンのうち、仕様の追加や変更による影響が及ぶ範囲を限定できるようにするために、機能を業務ロジック、画面出力、それらの制御という、三つのコンポーネントに分けるものはどれか。

ア Broker

イ Layer

ウ MVC

エ Pipes and Filters


正解


解説

Patten-Oriented Software Architecture (POSA) では、アーキテクチャパターンを4つのテーマに分けそれぞれ、以下のように分類している。
■混沌から構造へ
 Layers
 Pipes and Filters
 Blackboard
■分散システム
 Broker
■対話型システム
 Model-View-Controller
 Presentation-Abstraction-Control
■適合型システム
 Microkernel
 Reflection

ア Broker は、分散システムを構築する際のアーキテクチャである。

イ Layer は、アプリケーションをいくつかの階層に分割するアーキテクチャである。

ウ 正しい。MVC (Model View Controller) は、業務処理はモデル層が行い、処理結果はビュー層に渡されて画面表示が行われる。
また、コントローラ層はモデル層から受け取った処理結果をビュー層に引き渡す。

エ Pipes and Filters は、データストリーム (コンテンツの配信のような連続したデータの流れ) を扱うシステムに有効なアーキテクチャである。

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