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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成30年度 秋期 基本情報技術者試験問題と解説

問28

関係XとYを自然結合した後、関係Zを得る関係代数演算はどれか。

X            Y         Z
┌──┬────┬───┐┌───┬────┐┌────┬──┬────┐
│学生│ 氏名 │ 学部 ││ 学生 │ 学部名 ││ 学部名 │学生│ 氏名 │
│番号│    │コード││コード│    ││    │番号│    │
┝━━┿━━━━┿━━━┥┝━━━┿━━━━┥┝━━━━┿━━┿━━━━┥
│ 1 │山田太郎│ A ││ A │工学部 ││情報学部│ 2 │情報一郎│
├──┼────┼───┤├───┼────┤├────┼──┼────┤
│ 2 │情報一郎│ B ││ B │情報学部││情報学部│ 4 │技術五郎│
├──┼────┼───┤├───┼────┤└────┴──┴────┘
│ 3 │鈴木花子│ A ││ C │文学部 │
├──┼────┼───┤└───┴────┘
│ 4 │技術五郎│ B │
├──┼────┼───┤
│ 5 │小林次郎│ A │
├──┼────┼───┤
│ 6 │試験桃子│ A │
└──┴────┴───┘

ア 射影と和

イ 選択

ウ 選択と射影

エ 選択と和


正解


解説

表操作において射影は、必要な列を取り出すことである。
選択は、表の中から条件に一致する行を取り出すことである。

表Xから「学部コード」= Bの行を取り出し、表Xと表Yから、学部名、学生番号、氏名を取り出しているため、ウ 選択と射影が正しい。

は、選択と射影によって取り出した行を合わせることである。
例えば、「学部コード」= B (情報学部) の行と「学部コード」= A (工学部) の行を選択し、学部名、学生番号、氏名で射影した表になっていれば関係代数演算は「」ということになる。

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