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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問6

次の流れ図の処理で、終了時の x に格納されているものはどれか。ここで、与えられたab は正の整数であり、mod(xy)は xy で割った余りを返す。

 

ア ab の最小公倍数

イ ab の最大公約数

ウ ab の小さい方に最も近い素数

エ ab で割った商


正解


解説

答えが仮に、最大公倍数になっても、計算が面倒にならないように
a = 8, b = 6 として流れ処理に当てはめてみる。

x = 8, y = 6
--- ループ1回目 ---
t = mod(8,6) = 2
x = 6
y = 2

--- ループ2回目 ---
t = mod(6,2) = 0
x = 2
y = 0
終了

x に格納された数字は2であり、8と6の最大公約数であることが分る。
従って、ab の最大公約数であることが分る。

なお、問題のアルゴリズムは、ユークリッドの互助法と呼ばれる。

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