属性 a の値が決まれば属性 b の値が一意に定まることを、a → b で表す。例えば、社員番号が決まれば社員名が一意に定まるということの表現は、社員番号
→ 社員名である。この表記法に基づいて、図の関係が成立している属性 a 〜 j を、関係データベース上の三つのテーブルで定義する組合せとして、適切なものはどれか。
ア テーブル1 (a)
テーブル2 (b, c, d, e)
テーブル3 (f, g, h, i, j)
イ テーブル1 (a, b, c, d, e)
テーブル2 (b, f, g, h)
テーブル3 (e, i, j)
ウ テーブル1 (a, b, f, g, h)
テーブル2 (c, d)
テーブル3 (e, i, j)
エ テーブル1 (a, c, d)
テーブル2 (b, f, g, h)
テーブル3 (e, i, j)
イ
ある属性の値が決まると、他の属性の値も一意に決まる関係のことを関数従属という。
a が決まれは、b, c, d, e がそれぞれ一意に決まるため、
1つ目のテーブルは (a, b, c, d, e) が定義され、主キーは a である。
b が決まれは、f, g, h がそれぞれ一意に決まるため、
2つ目のテーブルは (b, f, g, h) が定義され、主キーは b である。
e が決まれは、i, j がそれぞれ一意に決まるため、
3つ目のテーブルは (e, i, j) が定義され、主キーは e である。
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