システムの稼働率に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア MTBFが異なってもMTTRが等しければ、システムの稼働率は等しい。
イ MTBFとMTTRの和が等しければ、システムの稼働率は等しい。
ウ MTBFを変えずにMTTRを短くできれば、システムの稼働率は向上する。
エ MTTRが変わらずMTBFが長くなれば、システムの稼働率は低下する。
ウ
MTBF (Mean Time Between Failure = 平均故障間隔) は、稼働してから故障までの平均稼働時間のことであり、MTBF =
システムの稼働時間 / 故障回数 で求められる。
MTTR (Mean Time To Repair = 平均修理時間) は、故障から次の稼働まで (復旧まで) の時間、つまり、修理時間である。
稼働率は MTBF / (MTBF+MTTR) で求める。
ア MTTRが等しければ、MTBFが長いほど、稼働率が向上し、MTBFが短いほど、稼働率が低下する。
イ MTBFとMTTRの和が等しければ、MTBFが長いほど、稼働率が向上する。
ウ 正しい。
エ MTTRが変わらずMTBFが長くなれば、システムの稼働率は向上する。(アと同様)
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