改善の効果を定量的に評価するとき、複数の項目の評価点を統合し、定量化する方法として重み付け総合評価法がある。表の中で優先すべき改善案はどれか。
┌────┬─────┰───────────┐
│ │評価項目の┃ 改善案 │
│評価項目│ ┠──┬──┬──┬──┤
│ │ 重み ┃案1│案2│案3│案4│
├────┼─────╂──┼──┼──┼──┤
│ 省力化 │ 4 ┃ 6 │ 8 │ 2 │ 5 │
├────┼─────╂──┼──┼──┼──┤
│期間短縮│ 3 ┃ 5 │ 5 │ 9 │ 5 │
├────┼─────╂──┼──┼──┼──┤
│資源削減│ 3 ┃ 6 │ 4 │ 7 │ 6 │
└────┴─────┸──┴──┴──┴──┘
ア 案1 イ 案2 ウ 案3 エ 案4
イ
案1の総合評価: 4×6 + 3×5 + 3×6 = 24+15+18 = 57
案2の総合評価: 4×8 + 3×5 + 3×4 = 32+15+12 = 59
案3の総合評価: 4×2 + 3×9 + 3×7 = 8+27+21 = 56
案4の総合評価: 4×5 + 3×5 + 3×6 = 20+15+18 = 53
従って、案2が優先すべき改善案となる。
問63 | 目次 | 問65 |