社員と年の対応関係を UML のクラス図で記述する。二つのクラス間の関連が次の条件を満たす場合、a、bに入る多重度の適切な組合せはどれか。ここで、年クラスのインスタンスは毎年存在する。
〔条件〕
(1) 全ての社員は入社年を特定できる。
(2) 年によっては社員が入社しないこともある。
┌────┐ ┌───┐
│ │ a b │ │
│ 社員 ├───────────┤ 年 │
│ │ 入社年│ │
└────┘ └───┘
┌──────┬──────┐
│ a │ b │
┌─┼──────┼──────┤
│ア│ 0..* │ 0..1 │
├─┼──────┼──────┤
│イ│ 0..* │ 1..1 │
├─┼──────┼──────┤
│ウ│ 1..* │ 0..1 │
├─┼──────┼──────┤
│エ│ 1..* │ 1..1 │
└─┴──────┴──────┘
イ
a は入社年から見た社員の多重度であり、条件(2)より、0以上を表す 0..* が入る。
b は、社員からみた入社年の多重度であり、条件(1)より、社員1につき、年は必ず1つで特定できる 1..1 が入る。単に1と記述してもよい。
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