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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成25年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問54

プロジェクト要員がインフルエンザに感染することを予防するために、“ワクチン接種” 費用をプロジェクトで負担し、また“アルコール製剤” をプロジェクトルームの入り口やトイレに配備する。このリスク対応策は、どのリスク対応戦略に該当するか。ここで、リスク対応戦略の分類はPMBOKに従うものとする。

ア 回避

イ 軽減

ウ 受容

エ 転嫁


正解


解説

ア リスク回避は、リスクの影響が及ばないようにするための対応策を実行することである。

イ 正しい。リスク軽減 (リスク低減) は、リスクの発生確率や影響度を許容可能なレベルに抑えるための対応策を実行することである。リスクレベルを0にするわけではない。

ウ リスク受容 (リスク保有) は、リスクへの具体的な対応策は事前に設定せず、リスクが発生した時点で対処するために費用や時間の余裕をもっておくことである。

エ リスク転嫁 (リスク移転) は、リスクの影響や責任の一部又は全部を第三者に移すことである。

問53 目次 問55