本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成23年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問18

3種類のコンピュータX〜Zにおいて、ベンチマークプログラム1、2の処理時間が次のとおりであった。コンピュータを性能の高い順に並べたものはどれか。ここで、コンピュータの性能値は相乗平均値を用いるものとする。

                      単位 秒
 ┌──────┬────────┬────────┐
 │コンピュータ│ベンチマークプログラム1│ベンチマークプログラム2│
 ├──────┼────────┼────────┤
 │   X   │   10   │   40   │
 ├──────┼────────┼────────┤
 │   Y   │   20   │   30   │
 ├──────┼────────┼────────┤
 │   Z   │   25   │   25   │
 └──────┴────────┴────────┘

ア X、Y、Z

イ X、Z、Y

ウ Y、X、Z

エ Z、Y、X


正解


解説

相乗平均は、n個の各要素を掛け合わせた値のn乗根である。

X :√(10×40) = √400
Y: √(10×40) = √600
X: √(25×25) = √625

平方根を求める必要はなく、単に400、600、625の値を比較すればよい。
性能が高いということは、処理時間が短いということであり、性能の高い順に並べると X、Y、Z となる。

問17 目次 問19