整数Aを整数Bで割った余り rem(A, B) が次のとおり定義されているとき、適切な式はどれか。
〔rem(A,B) の定義〕
rem(A,B) は、除数Bと同じ符号をもつ整数又は0であり、その絶対値は、Bの絶対値より小さい。ある整数Nを選ぶことによって
A = B×N + rem(A,B)
が成立する。
ア rem(11, 5) = 2
イ rem(11, -5) = -1
ウ rem(12, -5) = -3
エ rem(-11, 5) = 1
ウ
単に方程式を解く問題である。
ア 11 = 5×N + rem(11,5)
11 = 5×N + 2
9 = 5×N
N = 9/5
イ 11 = -5×N + rem(11,-5)
11 = -5×N + -1
5×N = -12
N = -12/5
ウ 12 = -5×N + rem(12,-5)
12 = -5×N + (-3)
5×N = -15
N = -3
Nが整数となるため、適切な式である。
エ -11 = 5×N + rem(-11,5)
-11 = 5×N + 1
-12 = 5×N
N = -12/5
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