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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問11

ECCメモリで、2ビットの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正するために用いるものはどれか。

ア 偶数パリティ

イ 垂直パリティ

ウ チェックサム

エ ハミング符号


正解


解説

ア 偶数パリティは、検査対象となるデータに対して、2進数の1の個数が偶数になるようにパリティビット (検査ビット) を付加する検査方式である。
1ビットの誤りを検出できるが、1ビットの誤りを訂正することはできない。

イ 垂直パリティは、ビット列をブロック単位 (7ビットなど) に区切り、ブロック毎に、パリティビットを付加する検査方式である。 
1ビットの誤りを検出できるが、1ビットの誤りを訂正することはできない。

ウ チェックサムは、検査対象データの合計値を検査用に付加する検査方式である。
計算結果の誤りを検出できる。

エ 正しい。ハミング符号は、データに冗長ビットを付加して、1ビットの誤りを訂正できるようにしたものである。

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