連立一次方程式
{ 2x + 3y = 4
{ 5x + 6y = 7から
、x の項の係数、y の項の係数、及び定数項だけを取り出した表 (行列) を作り、基本操作 (1) 〜 (3) のいずれかを順次施すことによって、解
{ x = -1
{ y = 2
が得られた。表 (行列) が次のように左から右に推移する場合、同じ種類の基本操作が施された箇所の組合せはどれか。
〔基本操作〕
(1) ある行に0でない数を掛ける。
(2) ある行とほかの行を入れ替える。
(3) ある行にほかの行の定数倍を加える。
〔表 (行列) の推移〕
┌─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┐
│2│3│4│ a │2│3│4│ b │1│0│-1│
├─┼─┼─┤──→├─┼─┼─┤──→├─┼─┼─┤
│5│6│7│ │1│0│-1│ │2│3│4│
└─┴─┴─┘ └─┴─┴─┘ └─┴─┴─┘
┌─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┐
c │1│0│-1│ d │1│0│-1│
──→├─┼─┼─┤──→├─┼─┼─┤
│0│3│6│ │0│1│2│
└─┴─┴─┘ └─┴─┴─┘
ア a と b
イ a と c
ウ b と c
エ b と d
イ
aの操作: 5,6,7 の行に、2,3,4 の行の -2倍を加えている。 (3) の操作
bの操作: 行を入れ替えている。 (2) の操作
cの操作: 2,3,4 の行に、1,0,-1 の行の -2倍を加えている。 (3) の操作
dの操作: 0,3,6 の行に、-2を掛けている。 (1) の操作
したがって、(3) の操作が、a と c に施されている。
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