関係データベースにおいて、“注文”表から“商品”表へ参照制約が設定されている場合の記述のうち、適切なものはどれか。
ア “商品”表のタプルが存在すれば、それに対応する“注文”表のタプルは存在する。
イ “商品”表のタプルと“注文”表のタプルはそれぞれ独立に存在する。
ウ “注文”表のタプルが消滅すれば、それに対応する“商品”表のタプルも消滅する。
エ “注文”表のタプルが存在すれば、それに対応する“商品”表のタプルは存在する。
エ
参照制約は、DBMSにおいて、データの追加や更新及び削除の際に、関連するデータ間で不一致を発生させないようにするものである。
たくさんある商品コードから、商品をいくつか注文することを考えると分りやすい。
ア “商品”表のタプルが存在しても、それに対応する“注文”表のタプルが存在するとは限らない。
イ “商品”表のタプルと“注文”表のタプルは依存関係にある。
ウ “注文”表のタプルが消滅しても、それに対応する“商品”表のタプルは消滅しない。
エ 正しい。商品コードがあるもののみ、注文できる。逆に考えると、商品コードがないものは注文できない。
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